整骨院(接骨院)の就職先を探している皆様の未来にプラスになるお話ができればと思います。
私もこれまで多くの柔整師の方と会ってきましたが、その中で感じたことは
同じ整骨院と言っても1店舗1店舗性格が大きく異なります。
とは言え、大別すると3つに分けられるといわれています。
では、その3種類の整骨院に勤務した場合、考えられるメリット・デメリットをお話ししたいと思います。
1つ目は「整骨院グループ」という選択肢
近年、100店舗以上あるグループ店舗も出てきました。
グループ院のウリは、
- 福利厚生がしっかりしている
- 給与が高い
- マニュアルがしっかりしている
これは、勤める方にとっては安心ですね。
その反面、ノルマが厳しいといった営業会社にも似た側面を持ち合わせているケースがあります。
また、施術スキルについては短期間で習得できる技術を用いているケースが多く、広く浅く学ぶ内容であるため物足りなさを感じる人もいるようです。
2つ目は、「個人経営の自費割合の高い整骨院」という選択肢
とべ整骨院は、この分野に当てはまります。
保険請求だけに頼らず、自費治療に力を入れることで独自性を打ち出している整骨院です。
このような整骨院のウリは
- 施術者の技術力が高い
- 保険に頼らない経営だから今の時代にフィットしている
- 小人数だから柔軟
技術力を付けたい、独立を考えている方には一番近道であると言われています。
デメリットでいうと、教育制度が確立されていない場所も多いのでよく吟味が必要です。
また、自費と言っても、「治療系の自費」を打ち出している整骨院と「リラクゼーション・美容」を打ち出している整骨院がありますので、ご自分が何を学びたいか。どのような施術家になりたいのかを考えた上で選択して頂ければよろしいかと思います。
3つ目は、「個人経営の保険割合の高い整骨院」という選択肢
保険診療が主体となる整骨院は、年々縮小傾向にあります。
窓口の支払金額が安いこともあり、来院数は多めです。
このような整骨院のウリは
- 1日の来院数が多いので多くの患者を診ることができる。
- 特に高齢者比率が高く、高齢者の施術経験が上がる。
- 場所によっては外傷経験を多く経験できる。
デメリットでいうと、自費主体の整骨院よりもメニューが少ないため、勉強できる範囲に限りがある点です。
保険診療でできる施術は、干渉波を中心とした電気治療とマッサージ的な手技療法・テーピングなどの固定がほとんどであるため、カイロプラクティックや整体・慢性疾患に対する施術などといった自費の技術を学べない可能性が高いのが実情です。
自分に合った就職先を探そう
・給与が高かったから入ったけれど、ノルマが厳しかった
・もっと急性疾患や外傷を診たかったが、慢性ばかりでイメージと違った
など
自分の適性を考えずに入社して挫折し、退職したと言う方の相談をこれまで沢山受けてきました。
・高い給料には理由があります。
・その院の方針を掘り下げて知れば、自分に合うかどうか分かるはずです。
初めに入社した就職先は、ご自身の今後の施術家の方向性を決められるようなものです。
安易に決めずにじっくり考えて、自分に合った就職先を見つけてください。
最後にとべ整骨院が求める人材とは
とべ整骨院では、トムソンベッドを用いたカイロプラクティックをはじめ自費の治療にも力を入れており、メニューも豊富です。
特にカイロプラクティックにおいては、他院から勉強にお越し頂く事もあるほど、技術力の高さに定評があります。
「将来自分で開業したい」「質の高い治療技術を学びたい」など
意欲的な方を募集していますので、先ずは「なりたい自分になれる場所か!?」是非お気軽に相談しにいらしていただければと思います。